4話 メイド服

さちこがベッドに座ると彼がさちこを押し倒した。

「服着替えなくていいの?笑」

「それはお風呂上がってから。」

「わかった。」

彼はさちこにキスしながら乳房を弄り、

ボウタイブラウスのボウタイを払い除け

ボタンを外し始めた。

スカートの裾から手を入れるとタイツを摩った。

「タイツ好きだね。笑」

「うん。好き。」

そう言いながらタイツを脱がせた。

「好きだけど脱がせるんだ。笑」

「うん、脱がせるのも好き。」

彼はさちこの股間を再び味わい始めた。

直前に風呂に入ってきたとはいえ、

やはりイケメンに明るい部屋で味わわれるのは
緊張した。

彼はどこで覚えてきたのか
さちこの豆を吸い始めた。

(これはクンニ上級者の
ボンボン男の技なのに。。。笑)

「あんっ。」

さちこは思わず声をあげた。

今まで教科書通りのセックスしかしないと
思っていた彼が裏技を披露したことで
さらに好感度が上がった。

しかも今日は乳首も丹念に舐め始めた。

(さっきの30デニールといい、

私のブログも読んでるんじゃないのか?笑)

彼が積極的になってきてくれていることが

心を開いてくれている証だと思ったし

単純に技術向上もして嬉しかった。

「お風呂入ろっか。」

「うん。」

思えば最初にホテルに行った時はさちこが

「一緒に入ろう。」と言っただけで

「体型に自信がない。」と

女子みたいな理由で二の足を踏んでいた彼が

今は率先して一緒に風呂に入ろうと提案している。

さちこには彼との距離が縮まっている言動が

いちいち嬉しかった。

彼は竿を丁寧に泡立てて洗っていた。

「すごい丁寧に洗うんだね。笑」

「うん。」

「面白いね。笑」

「そう?」

「だってすごい丁寧だから。笑」

前回したマットプレイはイマイチだったことは

きっと二人とも同じ思いで、そのことには触れず、

シャワーした後ジャグジー風呂に入った。

灯りを消すボタンを押すと泡が勢いよく出た。

テラス側の壁は一面窓ガラスで
5畳ほどあるバスルームは
ほぼ満月の形をした月明かりに照らされていた。

ムード満点の薄暗い風呂で気分が盛り上がった。

まず後ろからハグされて耳元から攻められた。

さちこは我慢できなくなって
首を捻って彼の唇にキスをおねだりをする。
彼はそれに応えてくれるが
もっと舌を深く絡ませたくなって

身体を回転させて彼に正面から抱きつく。

彼に身体を密着させて頬と頬をくっつけたり
額と額をくっつけたり、
見つめ合いながら鼻先を擦り付け合う。

そして濃厚に舌の絡ませあいながら

彼に跨りそのまま竿を受け入れた。

彼の竿はいつも入れた瞬間から
竿の先端がさちこの奥の正面に当たって
ものすごく気持ちがいい。

さちこの腰が自然に動き出した。

彼もまた入れた瞬間から
ものすごく気持ちよくなっているのは
硬い竿が更に硬直する感じでよく伝わっていた。

そこへさちこが動かすものだから
彼は辛抱たまらなくなって、
「やばい。いきそう。」を連呼する。
とうとう我慢できなくなって、

自分が上になると言い出した。

今度はさちこが彼の動きを受け止めた。

さちこはジャグジー風呂でこんなに火がついたのは

初めてだった。

きっと今まで男と一緒に風呂に入った中で

1番の長風呂だった。

二人とも汗だくになっていた。

「そろそろ上がろっか。のぼせそう。」

「そだね。」

バスタオルで身体を拭いて

さちこはバスローブを羽織った。

「そんなの着ないでコスプレ着てよ。」

「着るけど、
ベッドまで裸で行くのもなんだから

これ羽織ってるだけよ。笑

ちょっと待ってね。」

さちこはそのままソファまで行き
ドンキの袋を開けて中身を出した。

「入るかなあ。。。」

まず黒いミニワンピースを着た。

後ろのファスナーに手が届きにくて

まごまごしていると彼が手伝ってくれた。

さちこはファスナーを上げる彼の仕草に
いちいちキュンとしていた。

次にその上から白い腰掛けのエプロンを巻いた。

そして鏡を見ながら

ウサギの耳のカチューシャを頭につけた。

最後にパンティを履かずに
素股に20デニールの黒パンストを履いた。

ベッドに座りながらパンストをずり上げていると

彼が正面にしゃがみこんで首を傾げて

スカートの中を覗き込んできた。

「好きだね。笑」

「うん。笑」

「脱がすくせに
履くところ見るのも好きなんだね。笑」

「うん、どっちも好き。」

さちこはパンストを履き終わり
大きな鏡の前に立った。

「どう?似合うかな?あ、可愛いねえ〜!」

「うん可愛い。」

彼は鏡越しにさちこを見ながら
後ろから抱きついてきた。

「じゃあ記念に写真撮ってもらおうかな。笑」

さちこはスマホを彼に預けた。

「全身撮りたいから。。。

あ、ここに立ったらいいかなあ。。。」

さちこはソファの上に立った。

「全身写る?」

「うん。」

「あ、乳首透けるかなあ。手で隠しとこ。笑」

さちこは両手で胸を隠すポーズで立った。

「撮ったよ。」

「ありがとう。どれどれ?あー可愛いねえ。」

「うん、可愛い。」

さちこはスマホをテーブルに置いて

ベッドに横になった。

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