13話 膣で掴んだ彼の竿と心

「じゃあこっちに座って。」 

「どうするの?」 

「私が上に跨る。」 

「そんなの絶対ヤバいよ。間に合わなくなるよ。」 

「そうかなあ。大丈夫。すぐ外すから。 

ヤバくなったら言ってね。」 

「動かなさいでね。」 

「わかった。じっとしてるから。」 

彼の上に跨った。 

彼との対面座位は先週の元彼とほどではなかった。 

やはり真っ直ぐの彼と上向きカーブの元彼とでは 

当たり具合が異なるのであろう。 

それでも彼の竿はさちこの中を満たしていた。 

「ねえ、締めてるのわかる?」 

「わかんない。笑」 

「そっか。」 

(やっぱデカチンは締め具合がわからないんだな。 

これぞデカチンあるある。) 

彼は恐る恐る腰を動かして下から突き上げ始めた。 

「あんっ気持ちいい。。。いいの?動かして。。。 

あんっあんっ。。。」 

さちこも触発されて腰を動かし始めた。 

気持ちいいと自然と腰を振りたくなるのが女の性。 

「ダメ。動かしちゃ。。。」 

「あ、ごめん。。。」 

「ヤバい。ほんとにヤバい。。。」 

「じゃあ抜こうか?」 

「うん。」 

さちこは彼から降りた。 

彼は助手席前のダッシュボードに手を伸ばして 

ティッシュの箱を手前に持ってきた。 

「あー、ヤバかった。はいどうぞ。」 

「ありがとう。」 

お互いに自分の性器に付着した液体を拭い取っていた。 

「やっぱ車の中は狭いからダメだね。」 

「そう?ゴムがあればできるんじゃない?」 

「そういうこと?」 

「うん、だってすごく気持ち良かったよ。」 

「うん。」 

「今年はいい年だった。将生にも出会えたし。」 

「うんうん、いい年だった。さっちゃんに出会えたし。」 

「立ちバックも覚えたもんね。笑」 

「うん、すごい気持ち良かった。」 

「こないだすごかったよね。」 

「そう?」 

「すごい存在感だった。びっくりした。」 

「いつもと同じだよ。」 

「そっか。バックだと余計に威力発揮するよね。笑」 

「普通です。笑」 

二人は服を着始めた。 

「除菌シート持ってるからこれ使って。はい。」 

「ありがとう。」 

「ちゃんとシート拭いとかなきゃね。」 

「大丈夫だよ。」 

「だっていい車だもん。汚しちゃもったいない。 

あ、ちょっと電気つけて。」 

「どした?」 

「あ、ここ、これ、さち汁かしら。笑」 

「そだね、さち汁だね。笑」 

「ごめんね。ちゃんと拭いとかなきゃ。」 

さちこは後部座席を隈なく拭いて助手席に戻った。 

「ここ、すごい家の近所かも。」 

「まずかった?」 

「ううん。大丈夫。こっちにまで来ないから。 

コンビニの手前で降ろしてもらおうかな。 

そっちのが近いし。」 

「わかった。」 

あっという間に着いた。 

「あ、ここで大丈夫。ありがとう。」 

「うん、気をつけてね。」 

「うん、将生も気をつけて帰ってね。 

今日も楽しかった。ありがとう。良いお年を。」 

「うん良いお年を。来年もよろしくね。」 

「うん来年もよろしく。」 

彼はさちこの目をじっと見つめて 

何度もキスを求めてきた。 

(あれ?なんか言いたげだな。 

「もうすごい好きになってる。」 

とでも言い出しそうだな。よしよし。 

ようやくワシの手中に落ちたか。) 

さちこはその手応えだけで十分満足した。 

「新しい人できたら言ってね。笑」 

「そんなのできないよ。笑」 

「そっか。じゃあね。」 

「うん。」 

さちこは車を降りて手を振った。 

彼は運転席から助手席側の窓に向かって 

精一杯手を振ってくれていた。 

彼は前回の別れ際とは別人のような神対応で 

さちこは大変満足していた。 

家に着くと 

翌日コスプレの姫納めの約束をしていた男から 

延期の申し出があった。 

(今日のこの余韻で年を越せるなんてラッキー。 

今日は寸止めだったとはいえ、十分満たされた。 

今年の姫納めは彼で良かった。) 

さちこは来年誰と姫初めするのかワクワクしながら 

眠りについた。 

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