12話 とうとうやってしまった車内セックス

後部座席に乗り込むと 

彼は我慢の限界とばかりにさちこの唇にキスし始めた。 

彼とのキスはこれまでより格段に濃厚になり 

気持ち良くなっていた。 

やがて彼はさちこのスカートをたくし上げ 

タイツの上から股間に顔を埋めてクンクン嗅いだ。 

二重に履いたタイツの上からクンクンされても 

さちこはなんら感じるものはなかった。 

反応が鈍いさちこに気づいたのか 

彼はタイツをずり下ろして 

今度はパンティの上から 

鼻をクンクンさせる素振りをした。 

彼は時折顔を上げてさちこの顔をちらちら見ながら 

パンティも脱がせて股間をペロペロと舐め始めた。 

(出掛ける前にちゃんと手入れしといて良かった。) 

彼の味わいの腕前は教科書通りだから 

それほど上手でもないが 

回を重ねるごとに丁寧になっていることは伝わった。 

その気持ちを汲む思いもあり、 

さちこは自分の感度を高めるためにも 

演技の喘ぎ声から陶酔することにした。 

「あん、、、あん、、、」 

彼が一生懸命さちこを味わっている間、 

さちこは彼の小さな後頭部を撫でるか、 

彼と手を繋ぐか迷いながら 

彼に股間を預けていた。 

そして彼が顔を上げて上体を起こしたので 

彼の股間に手を伸ばした。 

「もうガチガチになってるよ。ほら。」 

「そうなの?どこ?」 

「こっち、左にいるよ。」 

「あ、ほんとだ。すごいね。」 

あいも変わらずズボンの上からでも 

真っ直ぐに伸びた硬くて太い竿だとわかった。 

キスしながらさちこはいとも簡単に 

彼のベルトのバックルを片手で外し、 

ホックを外し、チャックを下ろした。 

(腹がベルトに乗ってる男だと 

これができないから嫌なんだよな。) 

「脱いで。」 

さちこが色っぽく促すと彼は自らブリーフを脱いだ。 

やはり生で見ても真っ直ぐに伸びた太長い竿だった。 

さちこは彼の顔を見てにっこり微笑むと 

真っ直ぐに伸びた竿の先端を舌で突き始めた。 

(今日は我慢汁はまだ出てないな。) 

そう思いながら、やがて喉の奥へと誘い 

一気に吸い込んで圧をかけた。 

口に含んだまま舌を転がすと 

彼の竿がピクつき出した。 

繰り返すうちに彼はとうとう 

我慢ができなくなったようだった。 

「ヤバい。。。」 

「ヤバいの?」 

「ヤバい。。。」 

さちこが咥えるのを止めると 

今度は彼がさちこをマングリ返しして舐め始めた。 

着衣のままスカートを捲り上げ 

車の後部座席でマングリ返しされ、 

小さなイケメンの後頭部を眺めていると 

後で思い出してもオカズにできそうな 

シチュエーションだった。 

「ゴム持ってきた?」 

「ゴム持ってない。」 

「そっか。」 

彼は慎重なゴム装着派なので 

てっきり今日は中には入れてこないのかと思っていた。 

やがて彼はツンツンと竿の先端で 

さちこの扉をノックし始めた。 

硬くて真っ直ぐな竿は毎度のことだが 

手を添えなくても難なくスルッと入ってしまう。 

そしてすぐにさちこの奥の正面に到達してしまう。 

「あん、気持ちいい。。。」 

「うん、気持ちいい。」 

彼はゆっくりと少しだけ腰を動かした。 

彼の正常位はベッドの上だけではなく 

こんな狭い車の後部座席でも威力を発揮していた。 

「今度はどんなプレイしたい?」 

「今度って次回はってこと?」 

「うん。」 

「そうだなあ。。。」 

「あ、ヤバい。。。」 

そろそろほんとにヤバい。もう動かせない。」 

「うん、動かさなくてもいいよ。 

入れてるだけで当たってて気持ちいいから。」 

「ねえ俺たちって相性いいよね?」 

「うん。」 

「だってこんなに気持ちいいのなかなかないよ。 

それって相性がいいってことだよねえ?」 

「そうだよ。だって入れてるだけで 

こんなに気持ちいいんだから。」 

さちこは彼からそう言われるとなんだか嬉しくて 

彼にギュッとしがみついた。 

彼はもう汁が出そうだと言わんばかりに 

竿を引っこ抜いた。 

マッチングアプリの最新記事8件