- 2021年9月22日
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自衛官の大砲④
4話 自衛官の官舎 2階建ての昭和に建てられた団地のような建物だった。 住人は全て職場の人とその家族らしい。 窓から覗かれたり、駐車場で目撃されたくない とのことで、100mほど建物の手前で 車から降ろされた。 「ここ真っ直ぐ行って、あの建物の2階だ […]
4話 自衛官の官舎 2階建ての昭和に建てられた団地のような建物だった。 住人は全て職場の人とその家族らしい。 窓から覗かれたり、駐車場で目撃されたくない とのことで、100mほど建物の手前で 車から降ろされた。 「ここ真っ直ぐ行って、あの建物の2階だ […]
3話 天ざるの海老天を死守する男 次の週、さちこは前々から行ってみたかった近所の観光スポットを提案した。そこは最寄駅からバスでしか行けないので、軽自動車とはいえ、彼の車の送迎は助かった。 土地全体で蕎麦を売りにしているところで、蕎麦屋ばかりが20軒以 […]
2話 小三から手マンをしていた男 日曜日は近所の主要駅で待ち合わせした。 彼はランチのお店を考えてくれていたらしく、 ハンバーグが有名なお店に案内してくれた。 前回カフェで端数を要求してきた男は 1人2000円のランチを奢ってくれるのだろうか? 食べ […]
1話 カフェで小銭をせびる男 中級編マッチングアプリも だいぶん使い慣れてきたところ、 夜な夜な物色しているとタイプの顔が現れた。 硬派な正面写真、 サッカーをしているらしくメンバーとの集合写真、 日本酒を片手に戯けた顔写真も載っていて 可愛らしかっ […]
7話 8歳年上の経験値 彼はさちこのスカートを膝上まで捲り上げ、 このアングルがいいんだと言う。 さちこはたまらなくなって 信号待ちしている彼にキスを求めた。 彼はそれに応じてくれて、 前回のような別れ際の軽いタッチではなく、 少し舌で挨拶した。 彼 […]
6話 すぐにエレベーターのドアが開き、デッキを歩いた。 少し風が吹いて肌寒かったから 彼の手の温もりが余計に伝わった。 「お店7時でラストオーダーじゃないかなあ?」 「今何時?」 「7時20分」 「あー、ダメかあ。」 彼はパンケーキ屋に連れて行こうと […]
5話 2回目のデート あの夢心地の日から 2週間後のデートの日が近づいてきた。 3日前に予定より早めの生理がきた。 (デートの日がガッツリ生理だなんて! 体調もすぐれないだろうし、匂いも気になるし、 来週に延期してもらったほうがいいかなあ。 いや、待 […]
4話 顔のいい男は性格もいい 彼がシャワーを出たのでさちこもシャワーした。 出てくると彼が洋服を着ていた。 「もう時間ない?今何時?」 「8時半。」 「もうそんな時間か。」 「うんパスタ食べて帰らなきゃ。」 「そっか。」 彼はスーパーで買ったパスタを […]
3話 若き肉棒 ドキドキすることもなく気分は高まっていく。 お互いに初めての相手という緊張感はなく、 落ち着いた空気感で抱き合った。 少しの焦らしの後キスが始まった。 キスのしづらさや違和感はなく、 いい感じで舌が絡み合う。 キスしながら押し倒され、 […]
2話 イケメンの口説き方 2週間後の木曜日。 さちこはバイトの仕事中もドキドキソワソワしていた。 そろそろあと1時間でバイトも終わる、 テンションが上がってきた頃、 チラッとスマホカバーを開けると 彼からのラインが目に入った。 「ごめん、今日はキャン […]